大切なこと

夫と出会ったときのことを色々思い出しています。
夫の愛読書は「星の王子様」です。

本当に大事なものは目に見えないんだよ


いつも私に言ってくれていました。そして今も言い続けてくれています。


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結婚披露宴にて、司会者の方から(私の先輩の旦那さん)どんな夫婦になりたいですか?と聞かれました。彼は

「お互いが、お互いの人生の 名脇役 になれたらいいなと思っています」

初めて聴く言葉でしたが、胸が熱くなりました。
こういう言葉を沢山私に与えてくれる人です。

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当時の私は、友人の結婚式にスピーチを頼まれると、お気に入りの詩を朗読しました。


「祝婚歌」 吉野弘

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい


(作者の吉野さんは、この詩の転載を許可されています。昔話などが言い伝えられているように、この詩が伝えられてくれたらという願いからだそうです)

私は、この詩の意味の表面しか理解できていませんでした。
結婚年数が増すたびに、詩の意味深さを感じています。


目に見えないものを大事に思う心。

失敗から学ぶこと。

深く考え、前向きになろうと思います。
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by koguma-sanpo | 2008-06-12 06:15 | 日記
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